2026/08/31

睡眠中の【歯ぎしり】は頭痛、肩こりの原因にも…原因と予防のための対策5選

1.睡眠中の歯ぎしりはなぜ起こる?

睡眠中の歯ぎしりには、ストレスや生活習慣などが関係しています。それぞれ具体的に見てみましょう。

①ストレス

ストレスがたまっていると、無意識に歯ぎしりや食いしばりが起こることがあります。
自律神経は体を興奮・緊張状態にする交感神経と、休息状態にする副交感神経の2つからなります。仕事や人間関係などでストレスがたまると、交感神経が優位になり、寝ていても体が緊張した状態になりやすいのです。
この結果、寝ている間もあご周りの筋肉に力が入りやすい状態に。これにより無意識に食いしばりや歯ぎしりが起きてしまうのです。

②生活習慣の影響

日々の何気ない習慣が睡眠の質の低下を招き、歯ぎしりにつながっていることもあります。就寝前の飲酒やコーヒーなどのカフェインを含む飲み物をとるといった習慣があると、睡眠の質が悪化してしまいがちです。
また、集中しているときに上下の歯を接触させる癖がある人は、日中の噛みしめが夜の歯ぎしりにつながる場合があります。

2.睡眠中の歯ぎしりがおよぼす悪影響って?

 

睡眠中の歯ぎしりが続くと、歯のすり減りのほか、詰め物や被せ物の破損などにつながることがあります。
また、歯ぎしりで強い力が加わるとあごの関節や筋肉に負担がかかり、顎関節症や頭痛、肩こりのような不調が現れることも。さらに、歯ぐきにも負担がかかるため、冷たいものがしみる知覚過敏や歯周病などにつながることもあります。
睡眠中の歯ぎしりは体全体の健康に影響するため、早めに対処しましょう。

3.睡眠中の歯ぎしりを防ぐためのセルフケア

歯ぎしり対策では、歯を守るとともに睡眠の質を高めることが大切。生活の中に取り入れやすいセルフケアを紹介します。

①マウスピースの活用

歯やあごへの負担を軽くするために、マウスピース(ナイトガード)を活用しましょう。上下の歯が直接強くこすれ合うのを防ぎ、歯のすり減りや被せ物の破損、顎関節への負担を和らげることにつながります。
ただし、マウスピースは自分の歯に合っていないとかえって歯に負担をかけることがあります。歯科に相談して自分の歯に合ったものを作りましょう。
 

②就寝前の過ごし方を見直す

就寝時に脳と体を休息モードへ切り替えやすくなるよう、就寝前の過ごし方を見直してみましょう。読書をする、香りを楽しむ、ぬるめの入浴で温まるなど、静かで心地よい時間を過ごし、リラックスできる習慣がおすすめです。

③ストレスを適度に発散する

ストレスを適度に発散して自律神経を整えることも、睡眠中の歯ぎしり対策につながります。特別なことをしなくても、深呼吸やゆっくりしたストレッチ、散歩など手軽に始められるものでかまいません。

④日中の癖を見直す

日中に食いしばりや歯ぎしりをしていないか意識し、気づいたら止めることも大切。本来、リラックスしているときは唇を閉じていても上下の歯は少し離れている状態が自然です。
仕事中やスマホを見ているとき、料理に集中しているときなどに上下の歯が触れていないか確認してみましょう。無意識に食いしばっていたら、舌を上あごに軽く添え、上下の歯を軽く離します。
デスクワーク中はつい食いしばってしまいがちなら、パソコンの端など目につく場所に「歯を離す」と書いたメモを貼るのも有効です。日中の癖を減らすことが、夜の歯ぎしり対策にもつながります。

⑤漢方薬を活用する

セルフケアをしても睡眠中の歯ぎしりがなかなかよくならないなら、漢方薬を活用するのも一つの手。漢方薬は心と体のバランスを整える働きがあります。不調の根本からの改善を目指すため、繰り返しやすい不調にも効果的です。

YAMASHITA\(^o^)/