筍
2026/05/01
4月に入り何度か筍を掘りに行きました。今年は豊作で沢山の筍を掘ったのですが、孟宗竹は重いですね。坂道でバランスが取れずに盛大にコケて人目はなくとも恥ずかしかったです。
筍(たけのこ)は、日本の春を象徴する食材のひとつで、土の中から顔を出すその瞬間に旬が始まります。特に若いうちに掘り出されたものほど柔らかく、えぐみが少なくて上品な甘みがあります。
筍の魅力はまず、その「食感」。シャキッとした歯ごたえと、噛むほどに広がるほのかな甘みが特徴です。この独特の食感は他の野菜ではなかなか味わえません。また、香りも重要で、掘りたての筍には土の香りと春らしい青さが感じられます。
日本では古くから親しまれていて、例えば若竹煮のように、わかめと合わせて春の訪れを楽しむ料理がありますし、筍ご飯や天ぷらにしても絶品です。シンプルな調理ほど素材の良さが引き立つのも筍の特徴ですね。
ただし、筍は収穫後すぐにアク(えぐみ)が出てしまうため、下処理がとても重要です。一般的には米ぬかや唐辛子と一緒に茹でてアク抜きをします。この手間があるからこそ、美味しさが引き立つとも言えます。
栄養面では食物繊維が豊富で、腸内環境を整えるのに役立ちます。またカリウムも多く含まれていて、体内の余分な塩分を排出する働きがあります。
短い旬の中でしか味わえない、まさに「季節を食べる」食材。それが筍です。もしまだなら、今年はぜひ一度、掘りたてに近いものを味わってみてください。 豊岡
