新型コロナウイルスとインフルエンザの違い

2020/03/30

 

新型コロナウイルス感染症の症状の経過

インフルエンザとは何が違うのか

インフルエンザはインフルエンザウイルスによるもので、一方のコロナウイルスは一般的な風邪のおよそ10~15%(流行期は35%)を占める原因ウイルスでもあります。風邪の原因ウイルスには、ほかにもライノウイルスやアデノウイルスなどがあります。

風邪の多くは喉の痛み、鼻水、くしゃみ、咳などの症状が中心で全身症状はあまり見られません。インフルエンザにおいては高熱、頭痛、関節痛・筋肉痛、体のだるさなどの全身症状が比較的急速に現れるのが特徴です。

新型コロナウイルス感染症は発熱や咳など風邪のような症状が中心であるものの、インフルエンザのように全身症状(特に強い倦怠感)が見られる場合もあります。そのため、特に発病初期には症状だけで風邪やインフルエンザなのか、新型コロナウイルスによるものなのかを100%判断するのは困難といえます。

手洗いうがいを忘れないように心がけます。

受付 仲野