誤嚥性肺炎
2021/12/01
① 虫歯・歯周病の予防
歯と歯の間・歯の付け根部分や、歯と歯ぐきの境目に歯垢が溜まると虫歯や歯周病を引き起こします。口腔ケアでむし歯や歯周病予防の期待ができます。
②誤嚥性肺炎の予防
日本人の死亡原因の3位である肺炎、特にご高齢者に多い誤嚥性肺炎は、唾液や飲み物、食べ物が誤って気管から肺に入り込んでしまう誤嚥の際に口腔内の細菌が肺に入ってしまうことで起きます。
口腔ケアで口腔内細菌数を減らし、飲み込みの機能を維持向上することで誤嚥性肺炎を発生率を下げる効果が期待できます。
③唾液の分泌を促す
要介護の方の多くが口の機能が低下し、内服薬の副作用などにより唾液が出にくくなり口腔内が乾燥しがちです。また唾液が口の中をきれいに保つ自浄作用も低下しています。
口腔ケアでお口の中を刺激することで唾液が出やすくなります。
④ 口臭の改善

虫歯や歯周病が進行している場合や、舌の表面に汚れが付着すると(舌苔)口臭の原因になります。
口腔ケアを行い、歯と歯茎の境目や舌、頬などを優しく擦り口の中を清潔に保つことは口臭を予防できます。
仲野 桜