8月の旬の食べ物『ピーマン』『トマト』
2021/08/28
「ピーマン」 ピーマンの旬は6~8月です。ビタミンA、C、カロテン、ポリフェノール(クエルシトリン)など豊富な栄養が含まれています。ピーマンは緑色と思っている方がほとんどですが、実は、緑色のピーマンは未熟な状態で、完熟すると赤や黄色、だいだい色になります。
美味しく新鮮なピーマンの見分け方は、肉厚でつやがある物がよいです。乾燥に弱いので、新聞紙やビニール袋に入れて野菜室で保存してください。
そして驚くことに、ピーマンとパプリカの違いを断定できる定義はないのです。同じナス科のトウガラシ種であり、実の厚みや味で区別しています。イメージとしての種分けは、「ピーマンは緑で小ぶり」「パプリカは肉厚で大きい」ですね。
「トマト」 トマトの旬は6~8月頃です。美味しいトマトの見分け方は、丸みがあって重さもある物です。完熟したトマトはビニール袋に入れて野菜室へ、まだ硬く青いトマトは熟すまで常温保存が向いています。
ビニールハウスで1年中栽培していますが、昔は日本の気候が合わず栽培が難しかったようです。今では高温多湿の日本に適した品種に改良されています。
とは言っても本来トマトは高温多湿が苦手な野菜ですので、春~初夏のトマトの方が、糖度も栄養価も高くなります。
nakano sakura