「オーラルフレイル」とは、加齢に伴う口周りの些細な衰えのこと。
かたいものが食べられない、汁物を食べる時にむせてしまう、食欲がないなどは、オーラルフレイルの1つの症状と言えます。
「オーラルフレイル」の予防に効果的なのは噛む力を高める事が大切です。
なので、噛みごたえのある食べ物を選ぶことが重要です。しっかりと噛んで食べる野菜や海藻類、魚介類、肉類、さらにナッツなどの種実類(かたい殻に包まれた果実や種子)など。
例えば、野菜だったらみじん切りではなく少し大きめに切って調理をすると、噛みごたえが出てくるのでおすすめです。1つの食事ですべてを変えるのは大変ですが、1品でもそのような工夫をしてみるだけで効果が出るはずです。大切なのは、よく噛んで食べようとする意識を持ち、行動することです。
「オーラルフレイル」の衰えを防ぐために、皆さんもぜひ食べ物の選び方を変えてみてください☆
飯野
あいうべ体操とは、口呼吸を鼻呼吸に改善していく簡単な口の体操です。いつでもどこでも誰でもできる「あいうべ体操」は食後に10回、一日30回を目安に地道に続けると、舌力がついて自然を口を閉じることができるようになります。口呼吸の改善は、あらゆる病気の原因治療につながります。あいうべ体操をしっかり継続している人は、自然に鼻で呼吸ができるようになり、アレルギー性疾患等の症状が改善していくことがあります。
あいうべ体操のやり方は、次の4つの動作を順にくり返します。声は出しても出さなくてもかまいません。
(1)「あー」と口を大きく開く
(2)「いー」と口を大きく横に広げる
(3)「うー」と口を強く前に突き出す
(4)「ベー」と舌を突き出して下に伸ばす
(1)~(4)を1セットとし、1日30セットを目安に毎日続けます。
ぜひやってみてください。
みなさんは、インフルエンザと歯周病菌が関係があるということを知っていますか??
歯周病菌はインフルエンザウイルスを粘膜に侵入しやすくする酵素
(プロテアーゼやノイラミニダーゼ)を出します。
また、歯周病菌由来の酵素は抗ウイルス薬で抑制できないため、
口腔内を不潔にしておくとインフルエンザ感染を助長します。
特に免疫力の弱い高齢者は、インフルエンザが重症化する可能性があります。
毎日の口腔ケアで口腔内の細菌数を減らすことがインフルエンザ予防につながります。
口腔細菌は歯の表面だけでなく、舌の上、咽頭などの粘膜にも多く存在します。
歯磨きだけでは歯の表面の細菌しか取り除けません。
歯間部ケアや粘膜ケアで口腔内全体の細菌をコントロールすることが重要です。
インフルエンザの予防のためにも口腔内を清潔に保ちましょう☆
As,飯野
歯のお手入れの定番アイテムといえば「歯ブラシ」です。
歯を健康に保つために欠かせないものですが、使っていくうちに劣化が進み、
実は歯磨き効果も次第に落ちていきます(;_;)
では、歯ブラシの交換するタイミングはいつだと思いますか??
正解は推奨されている交換頻度は一ヶ月に一本です。
私たちはお口の中のたくさんの菌を、小さな歯ブラシで毎日落としています。
いくら洗って乾燥させたとしてもブラシの毛束の根元には菌が繁殖してきます。
また毛が開いたり、コシがなくなったものは清掃能力が落ちるだけではなく、歯や歯茎を傷つける恐れがあります。
使用するブラシの毛の硬さや歯磨きの方法によりどのくらいで毛が開いてくるかも変わってきます。
ブラシの背中側から見て毛がはみ出ているようであれば交換、はみ出ていなくても1ヶ月経ったら交換するようにしましょう(●^o^●)
物持ちが良いというのは良いことですが、歯ブラシに限っては当てはまりません。
しっかりと虫歯予防をするために、道具の管理もしっかりと行っていきましょう(●^o^●)
As 飯野