歯ぐきが腫れた、歯を磨くと血が出る、
口臭が気になる、歯が動く、咬めない、歯が抜けていく・・・
それらは全て、歯周病が原因かもしれません。

歯周病は、放っておくと歯がグラグラになり、ついには失われてしまう病気です。
これだけでも十分に怖いのですが、実は、それだけでは済まないのです。
「糖尿病」が悪化したり、脳や心臓の血管が詰まりやすくなるなど、全身の病気を進行させてしまう重大なリスク因子でもある事が解明されています。

そもそも歯周病とは?

歯周病とは、歯を支えている骨が溶ける病気です。

歯周病は放置していると、歯は次第にグラグラ動くようになり、抜けてしまいます。
自覚症状のないまま進行し、気付いたときには重症化している可能性もある怖い病気です。
歯周病は、全身疾患として全身の病の引きがねにもなりかねません。
数ヶ月に一回程度歯科医院で定期健診を受けることで、早期発見・早期治療で歯周病予防に努めることをおすすめしています。

なぜ歯周病は身体に悪い?

毒素・細菌が毛細血管から体内へ
歯周病は治療をしない限り治らない慢性感染症。
お口の中の毛細血管から、毒素や細菌そのものが絶えず体内に流れ込み続けます。

歯周病を放置していると、歯周ポケット(歯と歯茎のすき間)では歯周病菌が培養され続け、どんどん増殖していきます。
白血球が歯周病菌を認識して、取り込み・殺菌・消化するよう働きますが、それと同時にできる炎症物質が、歯茎や歯槽骨を破壊してしまいます。
結果、歯茎に炎症が起こり出血、これは、お口の中に常に大きな傷口があるのと同じ状態です。
その傷口の毛細血管から毒素や細菌そのものが血液の流れに乗って体内に入り込んでいくため、全身に細菌が広がります
また、歯周病は慢性感染症であるため、絶えず何億もの菌が体内に入り込んでいく状態になってしまうのです。
身体への影響を考えれば、少しでも早い治療・歯周病にならないための予防が重要になります。

歯周病の治療の内容

歯周病治療
歯周基本治療を行い、状況が悪ければ外科手術の可能性も。

歯周病の進行具合にかかわらず、まずは歯周基本治療を行います。
原因である歯垢の除去および歯石の除去、歯の根の面の滑択化、グラグラする歯の咬み合わせの調整などを行います。
歯周病は進行具合によっては外科手術も必要な病気です。
事前に病気に気付くことが非常に大切です。

定期健診

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