むし歯は、お口の中に生息するミュータンス菌やラクトバチラス菌といった、むし歯の原因菌が酸を吐きだし、その酸が歯を溶かしてしまう病気です。
ミュータンス菌やラクトバチラス菌は、食べ物に含まれる糖分を栄養源にして、エネルギーを作る過程で酸を産出します。リンやカルシウムなど、ミネラルを主成分とするエナメル質は、酸に溶けやすい性質を持ち、むし歯菌の吐きだす酸にさらされると、エナメル質の表面が溶けていきます。この状態を『脱灰(だっかい)』といいます。
一方で、唾液にはその酸の力を弱めるほか、唾液に含まれるリンやカルシウムでエナメル質を修復する役割を担っています。この唾液によるエナメル質の修復が、『再石灰化(さいせっかいか)』と呼ばれる機能です。
あなたのお口では、常に『脱灰』と『再石灰化』が繰り返され、双方がバランスをとりながら歯の健康を維持しています。
NAKANO SAKURA
POINT舌苔の取り方 7つのポイント
1.舌清掃は1日1回が目安。朝がおすすめ
1日に何度も舌をこすると舌の粘膜を傷つけてしまうこともあるので、舌清掃は1日1回を目安に、舌の汚れが気になるときに行って下さい。朝は舌苔の付着量が多いので、舌清掃は朝の歯みがき時に行うのがおすすめです。
2.舌ブラシやハブラシを使う
舌清掃に使うブラシは、専用の舌ブラシや普段、歯みがきで使っているハブラシを使いましょう。舌専用のクリーニングジェルを合わせて使うと良いでしょう。
3.鏡を見ながら行う
舌苔がついている部分にブラシがきちんとあたるよう、舌清掃は鏡を見ながら行いましょう。舌苔のついていないところは掃除をする必要はありません。
4.ブラシを動かす方向は「舌の奥から手前」
ブラシを舌の「奥から手前」に動かします。ブラシを手前から奥に動かしたり、前後に往復させたりするのはやめましょう。舌苔中の細菌をのどの奥へ送り込んでしまう危険があります。
5.強い力でみがかない
舌はとてもデリケートな組織です。舌の粘膜や味を感じる味蕾(みらい)を傷つけないよう、軽い力で行いましょう。
6.嘔吐反射を防ぐには舌は思いっきり前に出す
ブラシなどを口の奥に入れると「おえっ」となることがあります。これを「嘔吐反射(おうとはんしゃ)」と言いますが、この嘔吐反射を防ぐには、舌を思いっきり前に出すのがコツです。
7.無理にキレイにしない
長い期間をかけてたまった舌苔は、1回の掃除ではキレイになりません。毎日掃除をすることで、だんだん落ちやすくなっていきます。舌を傷つけないためにも無理は禁物です。
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カラダを温める6つのツボをご紹介します。「冷え」だけでなく「肩こり」「むくみ」の改善に効果的なツボもあるので、気になる悩みに合わせてチェックしてみてください。
全身を温め、コンディションを整える
おへそより指2本分下にあるツボ。「元気の源」ともいえるツボで、全身の血行を促しカラダを温める効果があります。季節を問わず、気海を温めることでコンディションが安定し、元気に過ごすことができます。
手足の冷え・肩こりを改善
人差し指と親指の骨が合流する所から、やや人差し指よりの、くぼんでいるところ。押してみて、ジーンと痛い箇所があったらそこが合谷です。歯の痛みなど顔全体に関わるツボですが、肩こりにも効果があり、手足の冷えを改善する作用も期待できます。
全身を温め、首やかたのこりを軽減
首筋の襟があたる部分で、骨が出ている部分のすぐ下にあります。大椎も全身を温めることができるツボで、首や肩のこりをやわらげる効果があるといわれています。気海と組み合わせると、より効果的です。
下半身の冷え・むくみ、女性特有の悩みに
内くるぶしの指4本分上で、骨の際にあるツボです。
下半身の冷え・むくみが気になるときだけでなく、生理痛・更年期障害などにも効果が期待できるといわれており、女性にとっては大切なツボなので、覚えておくと便利です。
下半身の冷えやむくみ、疲労回復に
足裏の土踏まずのやや上の中央部、足の指を曲げたときに凹んだ場所が「湧泉」です。
冷えやむくみの改善に効果があるほか、筋肉疲労の回復にもよく効くツボです。足がむくんだり、疲れてしまった時は、湧泉を温めてみてください。
足先の冷えが気になるときには
足先の冷えが特に気になる時には、足指の先端にある「気端」がおすすめ。
気端の先端をつまんでマッサージを行うことで、足先の冷えが改善できるほか、足湯やカイロなどで、温めても効果が期待できます。
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あいうべ体操は、「あ~」「い~」「う~」「べ~」と口を動かすだけの簡単な体操です。声は出しても出さなくてもかまいません。大きく口を動かし、ゆっくりと行うのがポイントです。
「あ~」「い~」「う~」「べ~」と、それぞれ1秒ずつキープして行い、これを10回繰り返します。10回を1セットとし、1日に3セット行うと効果的でしょう。行うタイミングは入浴中や就寝前がおすすめです。
皆さんも是非お時間がある時にやってみてください。
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下のデータは、日本・アメリカ・スウェーデンにおける80歳時点での平均残存歯数です。スウェーデンの人は80歳になっても25本の歯が残っているのに対し、日本人はわずか8本しか自分の歯が残っていません。それだけ多くの方が、虫歯や歯周病で多くの歯を失っているということです。
これほどまでに差があると、「日本人はもともと歯が弱いのでは?」と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、そのような事実はありません。では、これだけの差が生まれる原因はどこにあるのでしょうか?
下のデータは、日本・アメリカ・スウェーデンにおける定期検診の受診率です。スウェーデンでは90%、アメリカでは80%もの人が定期検診を受けているのに対し、日本人はわずかに2%。100人に2人しか定期検診を受診していません。
80歳時点での平均残存歯数に大きな差が生まれる理由は、定期検診の受診率の差、もっと言えば、予防意識の違いにあると言わざるを得ません。人間ドックや婦人科検診を受けるのと同様に、ぜひお口の定期検診も習慣にしていただきたいと思います。
NAKANO SAKURA
10月1日は中秋の名月
今年は10月1日(木)の晩が「中秋の名月」です。中秋の名月(十五夜)とは、太陰太陽暦(旧暦)において
秋分を含む月の15日の夕方に出る月のことで、古くよりアジア各地で「お月見」をする慣習があります。
日本における中秋の名月を愛でる行事は、平安時代に中国から伝わったと言われています。今年は秋霖が過ぎ、
見上げる空が澄んだこの時期に、運よく晴れれば中秋の名月を愛でることが出来ます。
また、今年は10月31日にも満月を迎えます。ひと月に満月が2回訪れることはめずらしく、
そのようなケースを近年ではブルームーンとも呼ぶそうです。
2回目の満月は2020年中で地球から見て最も小さな満月(もっとも遠い満月)です。
中秋(ちゅうしゅう)の名月とは、旧暦8月15日の十五夜にお月見をするならわしです。
仲野
夏は、気温とともに体温も上昇するので、体は発汗によって体温を下げようとします。その汗には、水分だけでなく塩分も含まれており、この両方が失われることで脱水症に。脱水症を放っておくと、熱中症、熱射病へと症状が移行していきます。
●脱水症
水と電解質(塩分が水に溶けると電解質になります)で構成される体液が汗で失われ、その補給ができていない場合に生じます。脱水症になると、血液の量が減り、血圧が低下。必要な栄養素が体に行き渡らなくなり、不要な老廃物を排泄する力も低下します。また、食欲不振などの原因にもなります。さらに、骨や筋肉から電解質が失われることで、脚がつったり、しびれが起こることもあります。脱水症が、熱中症のさまざまな症状を誘発します。
●熱中症
熱中症とは気温の高い環境で生じる健康障害の総称です。体内の水分や塩分などのバランスが崩れ、体温の調節機能が働かなくなり、体温上昇、めまい、倦怠感、けいれんや意識障害などの症状が起こります。
仲野
「口腔機能低下」とは、加齢により口腔内の「感覚」「咀嚼」「嚥下」「唾液分泌」等の機能が少しずつ低下してくる症状です。 「口腔機能低下症」は、患者さんの「口腔機能低下」に「専門的な介入をするキーワード」です。 |
コロナ対策に!こんな時こそ!!
免疫力をUP!
リンパマッサージで免疫力アップさせよう!…
リンパマッサージをして、リンパの流れを良くすると免疫力をアップさせることが出来ることをあなたは知っていますか。
病気から自分の体を守ってくれるのは、免疫細胞という物です。 そして免疫細胞というのは、リンパ液の中に多く含まれており、体外から侵入してくる細菌などの外敵にいつも備えています。
ですが、外敵が体に侵入してきたに時に、もしリンパの流れが悪くなっている状態だと免疫細胞がその部分に溜まってしまって、必要な栄養素を運ぶことが出来ないので、外敵とうまく戦うことが出来なくなってしまうのです。 このようなことから、抵抗力が下がって病気などになりやすくなってしまうのです。
なのでリンパマッサージをしっかり行うと、リンパの流れが良くなるので免疫細胞もスムーズに流れて酸素や栄養素をたっぷり補給して活動してくれるのです。 そうすることで免疫力が上がり、結果病気になりにくくなるということです。
リンパマッサージを毎日することで、リンパが流れやすい体質になりますし、足や顔などの浮腫みもなくなり、免疫力もアップするので風邪など引きにくくなるので、リンパマッサージはすごく万能な物だと思います。