インフルエンザと歯周病菌の関係
2020/02/15
みなさんは、インフルエンザと歯周病菌が関係があるということを知っていますか??
歯周病菌はインフルエンザウイルスを粘膜に侵入しやすくする酵素
(プロテアーゼやノイラミニダーゼ)を出します。
また、歯周病菌由来の酵素は抗ウイルス薬で抑制できないため、
口腔内を不潔にしておくとインフルエンザ感染を助長します。
特に免疫力の弱い高齢者は、インフルエンザが重症化する可能性があります。
毎日の口腔ケアで口腔内の細菌数を減らすことがインフルエンザ予防につながります。
口腔細菌は歯の表面だけでなく、舌の上、咽頭などの粘膜にも多く存在します。
歯磨きだけでは歯の表面の細菌しか取り除けません。
歯間部ケアや粘膜ケアで口腔内全体の細菌をコントロールすることが重要です。
インフルエンザの予防のためにも口腔内を清潔に保ちましょう☆
As,飯野